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『真夏のオリオン』※ネタバレ注意!

2009年06月16日
NikiNiki会員 ももさんの日記から


戦争映画って、結構重い作品が多いですよね。

でも、この映画は、これまでの戦争映画のイメージとは全く違う
ヒューマンドラマの作りになっています。

オリオンよ、愛する人を導け!

この言葉、納得です!!


【あらすじ】

第二次世界大戦末期、日本海軍はアメリカ海軍の燃料補給路をたたくためイ-77をはじめとする潜水艦を配備していた。

イ-77の艦長・倉本(玉木宏)や同作戦に参加する海軍兵学校からの親友、イ-81の艦長・有沢(堂珍嘉邦)はアメリカ海駆逐艦パーシバルを迎え撃つが、同駆逐艦は大胆で周到な知略で日本側の防衛ラインを切り崩してしまう。
(シネマトゥデイ)



この映画の中で、一番大きな意味を持っているのは、
イ-77の艦長・倉本を演じた玉木宏の笑顔じゃないかと個人的所見。

終戦間際の日本・・・スクリーンに映し出される1945年8月3日の日めくりカレンダー。

1945年8月15日には終戦ということを知っているからこそ、
この映画の舞台となっている太平洋戦争末期の緊迫した状況が
この場面一つで伝わります。


若い倉本艦長を支える乗組員達。

益岡徹:潜水艦水雷長
吉田栄作:潜水艦機関長
吹越満:潜水艦航海長

この3人の「長」達に全幅の信頼を置いているからこそ、
若い艦長は自分の采配を揮えるのだということが強く伝わってきます。

特に、吉田栄作の機関長、
どんなトラブルになっても冷静に艦長を信じる姿が、凄く格好良かった!!


潜水艦という密室の中。
敵のアメリカ艦隊を欺くための心理戦。
かなり面白かったですね。


母国を救うための戦いの中にあっても、いたずらに命を捨てるべきではない。

人間魚雷「回天」で出撃を願う、若い兵士に対して訴えるシーン。

親友のイ-81艦長・有沢への思い。
命の重さを訴え続ける倉本艦長の姿は、
戦時下ではこういう考えを持つこと自体がNGだったようにも思うのですが
そういう事を堂々と描いている時点で、これまでの戦争映画とは一線を画していたように感じました。


物語の導入シーンが、孫の回想シーンから始まるという作りは
「男たちの大和」でもそうでしたが、感情移入する上では、かなり効果的ですよね。

北川景子の2役の演じ分け・・・着ている物や髪の毛の色などでしたが、
やはり面白い物ですww


あのケミストリーの堂珍嘉邦の役者としての初めての作品と言うことでも
話題になってますが
個人的には、ドランクドラゴンの鈴木拓くんの演技がナイスでした(^^)


人が戦うことで生じる悲しさ、苦しさ。
戦争の悲劇は、やはり二度とあってはならないと改めて感じる1本です。



▼『真夏のオリオン』公式サイト
http://www.manatsu-orion.com/index.html

▼『真夏のオリオン』は、TOHOシネマズ与次郎鹿児島ミッテ10で公開中です。


Posted by kts-conweb at 14:16│Comments(0)ももさんの日記
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